Strategyの授業でベネトンのケースを議論した。
いつもなら各自がケースを読む予習だけでいいのだけど、
今回はグループでのレポート作成があったので
みんなよりケースを深く読んでいる。
ベネトンがベネトン4兄弟・姉妹によって作られた会社だということは知っていたが
その成功の鍵として色々とユニークな要素があることが面白かった。
意外だったのはクラスの半数くらいが「ベネトンで買い物したことがない」とわかったことだ。
アメリカ人学生が多かったように思う。
このあたりからも、ベネトンに抱いているイメージに温度差が出てくるかもしれない。
私にとってベネトンは初めて認識したイタリアンブランド・・・というよりも
「ブランド」だったように思う。
小学校5・6年でおしゃれにすごく興味が湧いてきたときに
当時住んでいたドイツではなかなか子供~ティーンエイジャー向けのかわいい洋服がなかった。
日本から洋服を送ってもらったり、ドイツ製でもかわいいものを探したりしていたのだけど
おしゃれなクラスメイトの一人が
「ベネトンで買うといいよ」と教えてくれた。
気がついたら、けっこうまわりにベネトンの服を着ている子が多かった。
日本に帰国後も何かとベネトンで買い物をしてきたし、今でもベネトンの服を着続けている。
そのあたりの記憶とケースに出てきたベネトンのビジネスの歴史を照らし合わせると
けっこう対応する部分が多くて面白かった。
他のファッションブランドについてももっと分析してみたいな、と思った。