Vivianと話していたとき
「私、たいていは一人旅なんだよね」
と言ったら、とても驚かれた。
危ないかも~というのと、さみしくないの?ということ。
私は寂しがり屋なのに、本当に一人きりになる時間がないとダメ。
みんなと一緒にいるのは楽しいけれど、一人きりで思い切り思考を解放する時間がないとダメなのだ。
歯止めをかけずに思考を解き放って、思いつくままの世界に身をゆだねるような感じ。
だから大学生のときからずっと一人旅をし続けているし、普段でも帰宅したら本当にぼんやりする。
この傾向は社会人になると同時に家を出てから顕著になったけど、
思い返せば幼い頃からずっとそうだったみたい。
今の私を見ると誰も信じないけれど、小学校高学年になるまでかなり私は病弱だった。
幼稚園の頃なんかかなり欠席したし、「今晩が山です」みたいなこともあった。
高熱で夢と現を行き来したり、点滴が落ちるのを眺めながら
私はいつも思考の世界で遊んでいたように思う。
大学生になって初めて欧州に一人旅に出たとき、ものすごい解放感を得たのをよく覚えている。
この傾向は今後かわるのかもしれないけれど、まだしばらくは必要そうだ。