華岡 紬(はなおか つむぎ)というハンドルネームについて書いておこうと思う。
この名前は大学生のころから小説や脚本を書いたりと
クリエイター系(←?)の活動をするときに使ってきた。
高校生のころには別の名前があった。
高校1年の夏に演劇部の公演で第三舞台の『天使は瞳を閉じて』を上演した。
私はアキラの役だった。
はまり役だったらしく、私は学校中から「アキラ」というニックネームで呼ばれるようになった。
そこで「これが私の芸名ですから!!」ということで、自分で書いた脚本などには
飛鷹 晶(ひだか あきら)という名前を使っていた。
今見ると「キャプつばの登場人物みたいじゃね?」という感じもするが、
私はとても気に入っていた。
あまりにも気に入っていたので、
ある模擬試験をこの名前で受験して上位成績者に名前が載ったときはひとりでこっそり喜んだ。
(アホ・・・)
当時の私はとてもボーイッシュな感じの高校生だったから、この名前が合っていたのだが
高校卒業・予備校を経て大学に入学したあたりからどうもこの名前がしっくりこなくなってきた。
そこでひまがあるときに新しい名前を検討した。
条件をいくつか挙げた。
・タカラヅカの女優さんみたく、雅な名前がいい。
・男か女かわからない名前がいい。
・姓+名で構成されていて、全て漢字。
・日本的な響きのあるもの。
思い出したのが、ある少女マンガで「紡ちゃん」という名の主人公がいて
兄の名前が「錦くん」だったこと。(ちょっとかっこいいと思ったのだ)
大好きな立原正秋の本の影響で紬が好きだったこと。(『紬の里』とか、そのまま。)
それで華岡 紬に決定した。
「紬」という漢字は和服になじみのない人には読みにくいらしく
「読めません」
とか
「
そでさん」とか言われたりするが、「つむぎ」だよ「つむぎ」。
むつきはおむつのことだよ。
この名前は年をとってもまだまだ使えそうだし、気に入っているので変える予定はなし。
そうそう、このブログの中の会話文で「華岡さん」とか「Tsumugi」とか呼ばれているのは
実際はもちろん本名で呼ばれているのを置き換えているだけである。
念のため。