今日入ったカフェのイタリア人の御主人との会話。
「私は今アメリカに住んでるんだけど、
アメリカのアイスクリームもおいしいんだけどやっぱりイタリアンアイスの方が好き」
御主人はウンウンとうなずいて
「大量生産になったアメリカのアイスクリームなんてダメだな。
俺たちのジェラートは手作りだからね」
ベルリンでソムリエナイフを買った店のお姉ちゃんとの会話。
「こういうキッチン用品とかお部屋グッズとか
アメリカよりドイツの方が気の利いたものがみつかるんだよね」
「そうでしょ!!アメリカに行った人はみんなそう言うわね」
ベルリンの自然化粧品の店でお姉ちゃんとの会話。
「ドイツはやっぱりこういう自然志向のものが多くて落ち着く。
エコロジーとかにもすごく気を遣ってるし」
「アメリカはエコロジーなんか全然気にしないし、ゴミも出しまくりだしダメよ。
アナタも暮らしにくいでしょうね」
言っておくが、私がこういう会話ばかり無理やり集めたわけではない。
日本に住んでいると、まず外国といえばアメリカだし、アメリカに対して好感を抱いている人が多い。これは日本の第二次大戦後の外交関係や経済の状況を考えると仕方がないことなのかもしれない。
だけど、よーく見渡すとアメリカという国に対してあこがれを抱いている人ばかりではない。
アンチアメリカというわけではなくて、みんなちゃんと冷静に自分の国のいいところを理解しているだけだと思うけど。
でもね、数カ国語対応のWebサイトやパンフレットなんかあるでしょ?
普通は英語を示すのにアメリカの国旗のマークがついてると思うけど、
ヨーロッパではしっかりとイギリスの国旗なんだよね。