「あの人に届け、おれたちのハーフムーン!」
~『ないしょのハーフムーン』 赤石路代
以前にも書いた、赤石路代のマンガ『ないしょのハーフムーン』。
いくつも好きなシーンや覚えているセリフはあるけれど
このシーンはとってもすき。
主人公・有羽のことを好きなトップアイドル・裕智と俳優・辰仁が
有羽の愛している義兄(で俳優)の慎一がまさに飛び立とうとする成田空港へ送り届ける。
しかも、普通なら間に合わないだろうところを、
本番の舞台のテンポをあげて、車とオートバイをとばして間に合わせるのだ。
成田空港で駆け出した有羽の後姿へ投げかけた、二人の思いなのである。
いやー、いいのよっ!!
「あの人に届け!!」だよっ!!
「おれたちの」ハーフムーンだよっ!
このシーンが心に響くのは、自分達の好きな女の子は違う人を好きなんだけど
それを応援しよう!!っていう感じが出てるからなんだろうなー。
そしてその相手の男性が自分達の憧れでもあるっ・・・っていう。