中学・高校ごろからパンダに似ていると言われはじめた。
別にたれ目なわけではなく、なんとなくしぐさとかが似ているらしい。
銀行の支店時代の上司も「似てるーーー。くくくー(爆笑)」と言っていた・・・。
気に入っていっていて私のマスコットにしているぐらいなので、いいのだけど。
別の意味で銀行時代はパンダだった。
女性総合職は珍獣のような扱われ方だったということ。
まあ毎年総合職を採用したら、100人のうち女性は5人以下とかだから仕方がないのだけど。
春先のリクルーター制の採用活動の時などはあちこちから引っ張りだこ。
採用数自体は少ないのに女子学生の訪問はいっぱいあって
「女性に会わせてください」
とか言われて何人にも会ったり。
そしてパンフレットに載る役とか内外の取材を受けるときとかは女性は目立つためか
「うちは女性総合職も採用してますよー」というアピールのためか
役がまわってきたことが多かった。
組織の中でも珍獣扱いだったなー。
女性で総合職を選ぶ・・・というのがすごく「とんでる」(←死語だな)
みたいに扱われるのだもの。
あの漫画『この女(ひと)に賭けろ』の中で、
まったくこの通りの表現が出てきたときには笑った。
「女性総合職は人寄せパンダ」
嗚呼・・・人寄せパンダ
・・・そうかも知れぬな、フフ・・・と何度も思った。
でも、周囲の思惑はどうであれ珍獣は組織の中でなかなかマイペースに生きていた。
「組織のイヌよりはパンダのほうがよっぽどいいよ!!」
と言いながら・・・。