以前にもちらっと書いた、華岡家絶賛のシリーズ。
本物の元外交官・春江一也の著作『プラハの春』『ベルリンの秋』に続く
中欧三部作の完結編・・・。
文明の交差点、魔都ウィーンの地下で交錯する北朝鮮工作員、日本のカルト教団信者、武器商人、イスラム過激派、そして日本人外交官たちそれぞれの思惑と怨念。「核テロ」のターゲットはTOKYOだった!ベストセラー『プラハの春』『ベルリンの秋』につづく、元外交官作家・春江一也の「中欧大河ロマン三部作」、ここに完結。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
完結編としては色々なことへの決着がすっきりしないかなあ・・・とか、歴史的なスケールの大きさというのは前2作には及ばないかなあ・・・という感じはあったが
スパイ小説としてはなかなかの秀作だと思う。
前2作を読まれた方なら、読んでもよいと思う。