「電信恋愛」
ちょっと前から楽しんでいる、カナダのドラマシリーズ。
~1890年代、イギリス植民地時代のカナダ・トロントを舞台に、トロント警察のマードック刑事が検視官のジュリアや仲間達と協力し合い、事件を解決していく。指紋、足跡、血液検査など、当時の最新の先端技術を駆使して捜査が行われる。モーリーン・ジェニングスの小説が原作で、「シャーロック・ホームズ」と「CSI:科学捜査班」が融合したミステリードラマとも呼ばれる。なおホームズの作者であるコナン・ドイルは劇中に本人役で登場。マードックと共に捜査に参加するエピソードがある。~Wikipediaより
当時の衣装やカルチャーが再現されていて、とても面白い。
カナダの物語って、「赤毛のアン」ぐらいしか知らないしね!よく考えたら。
今なら当たり前やすでに時代遅れの道具が、当時のすごいトリックとして登場していたり。
ただし、当時はまだ当たり前だった偏見や差別も垣間見られたり・・・・。
で、この「電信恋愛」。
電信会社のオペレーターが、電信を通して知り合った相手と交際し、殺された。
調べてみると、複数のオペレーターが同じ相手に騙されて、金を巻き上げられていた。
マードックは架空の女性オペレーターを作り、犯人を誘導するが・・・。
どの話も面白いのだけど、これは秀逸だった。
現代ならチャットとかネットで起こりそうなことを、うまくこのドラマの世界に当てはめた点がとてもうまくできていた。
そして、おそらく、脚本を書いた人の着想もその通りだったのではないかな?
原題は「Murdoch.com」となってるので。