Financial Restructuring and Strategyで明日プレゼンなのでミーティング中。
投資銀行の大きな仕事の一つである合併や買収に関しての理論と実例を学ぶ授業。
各グループのプレゼンテーションで実例=caseを勉強していくのだ。
銀行時代にこの手の案件は色々見たけど、
自分でやってたのはもうちょっと後ろ向き・・・回収だから・・・。
会社の再建計画を見ながら、銀行としてのアクションを決めたりとか
再建計画そのものを作ったりとか・・・・。
債権者・債務者だけでなく弁護士・裁判所・株主など、
場合によってはスポンサーや資産を買いたい人なども登場するので
まとめていくのは本当に大変だった。
加えて、仕事そのものの雰囲気が暗いのでやりたがる人は少なかったけど
私はこの仕事が好きだった。
理由は、銀行員として必要とされるすべての種類の能力・スキルが要求されるから。
私のいた銀行は若手に仕事をまかせる主義だったので、
他行の担当者は年上の役付者ばっかりで
「若い女の子がこんな仕事を!?」という感じで驚かれたことも多々あった。
1990年代を経て、日本のビジネス社会でも合併・買収・再建などはかなり当たり前のことになってきたと思う。
それだけにM&Aの案件を扱う仕事を担当していなくても
金融機関で仕事をする人には学ぶ点が多い授業だ。