楽しみにしていた月蝕歌劇団の舞台を紀伊國屋ホールに観に行った。
女優の天正彩さんにお願いし、受付にチケットを預けておいてもらったのだ。
(「華岡紬」の名前でおあずかり♪♪本名でなく・・・・)
ストーリーは現実と彼の作品世界と幻想とが交錯しながら
寺山修司の生涯をみせていくというもの。
寺山修司は少ししか読んだことがないけど、
江戸川乱歩も三島由紀夫も好きな世界なので世界観がすごく楽しめた。
天正彩さんはあちらの世界から修司たちをみている黒蜥蜴の1人。
十八番の黒い衣装(露出度、高い!!)で動かないで立っているシーンが多かったけれど
立ち姿が際立って美しく、さすがという感じがした。
姿にきちんと輪郭があるんだよねー。
私にとっては「初・月蝕」だったのでドキドキしていたけど
想像以上に独特の世界は楽しかった。
女優さんたちが演ずる姿は「女子」という感じなのだ。
高校生の頃に好きだった『聖ミカエラ学園漂流記』が実はこちらの作品だったことを
最近偶然知ってちょっと縁を感じたりもしている。